お疲れ様です、クロッカスです。
前記事で少し触れたクロッカスペダリングについて書きます。
【ロードバイク ペダリング】でYouTubeで検索すると良く出て来ます。
tom's cyclingさんのこの動画でも
見ることが出来ます。(動画いつも楽しく拝見させてもらっていますm(__)m)
私は初めてこれを見たとき疑問に思いました。
お尻歩きはわかったけど、どうペダリングに活かしたらいいの?って。
では、まずお尻歩きの動きをザックリと分析していきます。(背中側から見たとき)
まず左の腹斜筋、左の脊柱起立筋、左の腸腰筋で背骨を左に曲げる
↓
骨盤が右上がりに傾く
↓
お尻の右側が浮く
↓
脊柱起立筋、腹斜筋、腸腰筋で浮いた左側のお尻を前に出す(体幹の回旋)
↓
右の腹斜筋、右の脊柱起立筋、右の腸腰筋で背骨を右に曲げる
↓
骨盤が左上がりに傾く
↓
お尻の左側が浮く
↓
脊柱起立筋、腹斜筋、腸腰筋で浮いた右側のお尻を前に出す(体幹の回旋)
の連続的な運動になります。
これはペダリングにおいて、とても有効な運動になります。
なぜなら
1 骨盤を傾けることで上死点の通過を楽にする
2 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使うことにより、引き脚時の脚(ハムストリングス、大腿四頭筋)の負担を減らせる
3 自重をペダリングに使いやすい(と思う笑)
1・2は想像しやすいと思いますが、3はなんで?ってなりそうなので具体的に書きます。
例)骨盤を右上がりに傾けるということは骨盤の右側は上がります。同時に骨盤の左側は下がります。
つまり、骨盤からペダルを踏めるのです。より自重をペダリングに活かしやすいのです(と思います)笑
良いこと尽くめのクロッカスペダリング(お尻歩き)。
でもどうやったらお尻歩きをペダリングに組み込めるの?
私が意識していることは
1 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使い、引き脚は腿をいつもより高く上げるイメージ
2 大臀筋を使い、踏み足はお尻をサドルに押し付けるイメージ(大臀筋を使って)
3 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使い、背中をウネウネさせるイメージ
です。
私的にはお尻歩きをしただけで速くなるとは思いませんでしたので
お尻歩きで1・2・3の感覚を掴む
この感覚でバイクに乗れるようになる
この2つを実践して、お尻歩きが初めて意味を持ちました。
つまり、私にとってお尻歩きとはイメージを骨盤からペダリングするイメージを掴むためのもの
だったのです。
バイクに乗りながらお尻歩きをする。
私はこれをクロッカスペダリングと勝手に名付けました笑
さて、長くなりましたが今日のトレーニングです。と言いたいところですが、サイコンが不調だったので記録は割愛させていただきます。
M山峠で60歳近いローディにお会いしました。
本当に60歳近いんですか?って聞きたくなるくらい速かった。思わず連絡先を聞いて弟子入りしたくなりましたが、まだ現役のようなので練習の邪魔してはいけないと思い、「もっと速くなったら連絡先教えて下さい」とお伝えしました。
ニッコリしながら「また会おうね、次も負けないよ」的なことを言って去っていく姿は本当にイケメンでした。
明日の赤城ヒルクライム、応援してます。
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