2019年09月

お疲れ様です、クロッカスです。

前記事で少し触れたクロッカスペダリングについて書きます。

【ロードバイク ペダリング】でYouTubeで検索すると良く出て来ます。
tom's cyclingさんこの動画でも
見ることが出来ます。(動画いつも楽しく拝見させてもらっていますm(__)m)

私は初めてこれを見たとき疑問に思いました。

お尻歩きはわかったけど、どうペダリングに活かしたらいいの?って。

では、まずお尻歩きの動きをザックリと分析していきます。(背中側から見たとき)

まず左の腹斜筋、左の脊柱起立筋、左の腸腰筋で背骨を左に曲げる
骨盤が右上がりに傾く
お尻の右側が浮く
脊柱起立筋、腹斜筋、腸腰筋で浮いた左側のお尻を前に出す(体幹の回旋)
右の腹斜筋、右の脊柱起立筋、右の腸腰筋で背骨を右に曲げる
骨盤が左上がりに傾く
お尻の左側が浮く
脊柱起立筋、腹斜筋、腸腰筋で浮いた右側のお尻を前に出す(体幹の回旋)

の連続的な運動になります。

これはペダリングにおいて、とても有効な運動になります。

なぜなら

1 骨盤を傾けることで上死点の通過を楽にする
2 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使うことにより、引き脚時の脚(ハムストリングス、大腿四頭筋)の負担を減らせる
3 自重をペダリングに使いやすい(と思う笑)


1・2は想像しやすいと思いますが、3はなんで?ってなりそうなので具体的に書きます。

例)骨盤を右上がりに傾けるということは骨盤の右側は上がります。同時に骨盤の左側は下がります。
つまり、骨盤からペダルを踏めるのです。より自重をペダリングに活かしやすいのです(と思います)笑


良いこと尽くめのクロッカスペダリング(お尻歩き)。

でもどうやったらお尻歩きをペダリングに組み込めるの?

私が意識していることは

1 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使い、引き脚は腿をいつもより高く上げるイメージ
2 大臀筋を使い、踏み足はお尻をサドルに押し付けるイメージ(大臀筋を使って)
3 腹斜筋、脊柱起立筋、腸腰筋を使い、背中をウネウネさせるイメージ

です。

私的にはお尻歩きをしただけで速くなるとは思いませんでしたので

お尻歩きで1・2・3の感覚を掴む

この感覚でバイクに乗れるようになる


この2つを実践して、お尻歩きが初めて意味を持ちました。

つまり、私にとってお尻歩きとはイメージを骨盤からペダリングするイメージを掴むためのもの

だったのです。

バイクに乗りながらお尻歩きをする。

私はこれをクロッカスペダリングと勝手に名付けました笑



さて、長くなりましたが今日のトレーニングです。と言いたいところですが、サイコンが不調だったので記録は割愛させていただきます。


M山峠で60歳近いローディにお会いしました。
本当に60歳近いんですか?って聞きたくなるくらい速かった。思わず連絡先を聞いて弟子入りしたくなりましたが、まだ現役のようなので練習の邪魔してはいけないと思い、「もっと速くなったら連絡先教えて下さい」とお伝えしました。
ニッコリしながら「また会おうね、次も負けないよ」的なことを言って去っていく姿は本当にイケメンでした。

明日の赤城ヒルクライム、応援してます。

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お疲れ様です、クロッカスです。

昨日の記事に書いたようにペダリングでバイクをコントロールするにはどうしたらいいか書きます。

さて、突然ですが蛇行していませんか?

私はよくしています笑


ここで言う蛇行とは

時速20km/h以下で3本ローラーで真っ直ぐ走れること

と定義します。

自転車は速度が速ければ速いほど直進安定性が高まるので、速度が遅ければ遅いほど真っ直ぐ進むことは難しくなります。

だって、バイクがペダリングで暴れるのを無意識的に手で押さえつけようとしちゃうんです、私ってやつは笑

つまり、速度が落ちれば落ちるほど前回の記事のペダリングによるバイクコントロールは難しくなります。

ペダリングでバイクをコントロールするには
左右差のないペダリングが必要になります。
だけどこれが難しい。(自分のペダリングの左右差を確認することすら難しい笑)

なんで左右差のないペダリングになるのだろうか?

1 手と同じように脚にも利き脚があること
2 人間は左右対称ではないこと

が大きな原因として考えられます。

1ははもう意識して慣れるしかない。これは時間をかけてやっていくことにする。だっち左手で箸を使うためには慣れるしかないもの。

2はそれなりに時間はかかるけど1より時間をかけずに修正できると思います。

では、2では何が起こっているのか考えてみます。

左脚も右脚も同じようにペダリングする(しているつもり)
サドルのど真ん中に座ったとき、右脚と左脚の長さが上死点、下死点のときの股関節、膝の関節の角度が異なる(なんなら全てのペダル位置で異なる笑)
同じようにペダリングしているつもりでも出力に左右差がとても出易い
蛇行する

私はこのように考えました。


では2の対処方です。

サドルの真ん中に座る

ことです。

これは位置的な真ん中ではなく左右差のないペダリングができる位置に座るという意味です。
例えば、右脚の方が長い場合はサドルに座る位置を左にずらせば上死点での股関節、膝の関節の角度がイコールに近いペダリングができるはずです。

でもペダリングモニター、パワーメーターがない人は、左右差のないペダリングが出来ているかどうか確かめることすら難しいと思います。
ではどうやってペダリングの左右差を確かめるのか?


a 3本ローラーで速度20km/h以下で片手離しで走行(肩から手まで脱力)
b クロッカスペダリングをしてみる

です。

aで蛇行するなら、ペダリングに大きな左右差がある可能性が高いです。少なくとも、ひとつの目安になります。また、ハンドルを押さえつけないよう片手離しにするとわかりやすいです。

bは私的にはわかりやすいのですけど…一応報告させていただきます笑

クロッカスペダリング

って、俗に言う【お尻歩き】なんです。(YouTubeで「お尻歩き ロードバイク」で検索するといっぱい出てきます)
骨盤を左右に傾ける連続運動になります。(クロッカスペダリングについてはまた次の機会に詳しく書きます)

なので体感的に骨盤の傾き方が左右同じようになっているかどうかを確かめることができます。
サドルに座る位置を左右にずらすと、骨盤の傾きにすごく差が出ることがわかるのでとてもオススメです。

私的には

bで正しいお尻のだいたいの位置を探る

aを実行

お尻の位置を微調整

aを実行


を繰り返して、ベストなサドルに座る位置をいます。

3本ローラーで20km/hで蛇行しなくなれば、今まで距離的にも出力的にも無駄にしていた力をバイクの推進力に変えることができる!

さらに、肩から手までを脱力させて上体の荷重をペダルにかけやすい!

この2つのメリットを私は感じました。

少なくとも私には非常に効果的でした。(まだ蛇行するときあるけど笑)

てことでミノウラモッズローラーのオプションマグユニットをもう1つポチりました。
夢の2個付けです!

もっと負荷を増やしていつもの3本ローラーのトレーニングで15km/hで真っ直ぐ走ること目標にします。

激坂対策

にもなりますし。



またしても前置きが長くなりましたが今日のトレーニングです。









と言いたいところですけど、今日は暑さにやられてしまったのでトレーニングはお休みです笑

まだまだ暑い日もありますので熱中症には注意しなきゃ、健康第一、健康第一笑

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お疲れ様です、クロッカスです。

今日は私が悩まされた(現在進行形笑)ロードバイクでの手の痺れの原因と対策のまとめを書きます。
そして手の痺れを解消するとなぜ速くなるのかを書いていきます。(私の場合)


まずは手が痺れる原因

ハンドル荷重が多すぎるから

私の場合はこれが間違いなく原因です。
だって、長い時間正座したときの足の感じとそっくりだもの笑

ではなぜ、ハンドル荷重が多すぎる乗り方なのでしょう?

私の場合は

ハンドル操作によってバイクをコントロールしようとしていた
 そのため肩から手までに力が入っていた
ハンドル荷重が抜けない
手がハンドルで圧迫され、血流が悪くなる、または神経を圧迫される
手が痺れる


というメカニズムでした。

体幹が使えていないからだと周囲に言われたこともありましたが

体幹の使い方すらわからない。


というのが本音です笑


ではどうしたら【ハンドル荷重が抜ける】のか

これは

肩から手を徹底的に脱力すること

です。
 
私はまずはこれを徹底して意識していました。
しかし、ペダリングを意識するとどうしてもハンドルに荷重がかかってしまう結果に。
なかなか手の痺れが無くならない…

でも結果はいつかついてくる!とプチヒルクライムを続けていました笑

ある日もう脚が限界で

もーいーや、なんでもいいからとりあえず登り切ろう

と思い、ゆっくり蛇行しながら登っていました。

すると

あれ、なんかこの感じよくない?

という感触がありました。
これを続けていると、気づけばさっきまでの手の痺れが少なくなっていました。


つまり

開き直って蛇行する
ハンドルでバイクをコントロールしなくなる
肩から手までの力が抜ける
ハンドル荷重が抜ける
ハンドルと自重に圧迫されていた血管、神経が正常に機能する
手の痺れが少なくなる

ってことは

ペダリングでバイクをコントロールできれば蛇行せずに手が痺れずに走れるようになる

うん!これだ!!!

そうすれば

今までハンドルに荷重していた自分の体重(現在81~83kgくらい笑)をもっとペダルに乗せれるじゃないか!


もう1度まとめてみます。

まず肩から手までの脱力を意識
意識が途切れると蛇行してしまうためちょいちょいハンドルを押さえつけてしまう
手が痺れる
ペダルにいくべき荷重がハンドルにいっている
ペダル荷重が少ないのですぐ脚が売り切れる
遅い

これは平坦な道では慣性の法則が強く働いているので蛇行しない。
ハンドルを押さえつける必要がないため、ハンドル荷重が小さく手が痺れない
つまりペダル荷重が大きいからそこそこ速い(登りと比べて笑)

と仮説を建てると辻褄は合います。


だから、まず肩から手まで脱力から意識するのではなく


ペダリングでロードバイクを蛇行しないようコントロールするよう意識する
ハンドルを押さえつける必要がない
ハンドル荷重が抜ける
自重がペダルにいく
速くなる(楽になる)

とハンドルの荷重を抜くのではなく

ハンドルを押さえつける必要がなくなるようにペダリングでバイクをコントロールすることを意識する

ことにより、今までより速く登れるようになれました。

意識を変えるだけで速くなれる

だからロードバイクは面白いです!

ペダリングでバイクをコントロールする方法

はまた別の機会に書きます。



長くなりましたが今日のトレーニングです。

ミノウラモッズローラー、負荷装置MAXのいつもの設定で30分走


結果

ave 20.4km/h
距離 10.2km


意識したところ

ペダリングでバイクをコントロールすること


感想

おー、前にインチキFTPを計ったときと同じ速度で走れてるわ!
手の痺れも全く無いし、大腿四頭筋に疲労感もあまり感じないし、少しずつだけど速くなってて嬉しい。


課題

特に発見が無かったこと。少し速くなってることで有頂天で自分の体の声に耳を傾けなかった。
これじゃすぐに行き詰まって落ち込む自分が目に浮かぶわ笑

でも慣性の法則を小さくするためにもう1個負荷装置取り付けようかな、そんな高くないし慣性の法則が強く出るとペダリングの下手さも誤魔化せるような気もするし。

そしたら新しい課題が生まれるかも!


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お疲れ様です、クロッカスです。

今日は午後から雨だということなので朝6時に早起きしていつものM山峠に行って来ました。

週末しか外を走れないのでやっぱりウキウキ!


課題は

1 ハンドルの荷重を抜き、その分ペダルに荷重すること
2 クロッカスペダリングをすること

といつもの内容を意識しての実走です。

結果

M峠2往復
前回のタイム         42分20秒
今回のタイム         41分05秒

んー、タイムは縮まったけど下りが速くなっただけな気がします。コーナーでちょっとビビらなくなっただけっぽい笑
でもこれも成長と前向きにとらえてまた練習がんばります。


技術的な見解

クロッカスペダリングを意識すると手が痺れるいつもの悪い癖は、あまり感じなくなった。
でも、勾配がキツいときに上体が力んでハンドル荷重が増えることが判明。
だって手が痺れてるもの笑
また、昨日、一昨年とほとんど自転車に乗っていないので、M山峠の序盤では大腿四頭筋メインでペダリングしていた。少しだけ膝に違和感を感じたし、大腿四頭筋に疲労感あり。

M山峠
後半は上体の無駄な力みを抜くよう、強く意識。また大臀筋、ハムストリングス中心のペダリング(クロッカスペダリングを意識すると自然に大腿四頭筋の負担が減る)が前半よりうまくできていたと思う。

K山のタイムはまたまた計測ミスで計れず泣
何度忘れたら気がすむんだ、私は笑

でも、自分的には膝の違和感も大腿四頭筋の疲労感もM山峠より少なかった。また、手の痺れも一切無く気分良く走れた。
クロッカスペダリングも上体の脱力もうまくできていた証拠だと思う。
ダンシングしてハンドル荷重がかからない重心を探してながら走ったので、先週の実走で感じたコンタドールっぽいウネウネ感もあった。
まずはこの感覚を忘れないようにしないと。


気づいた点

私には表現が難しいけど、
【そーっとペダルを回すこと】
K山実走中に感じたのですけどチェーンのテンションを常に一定にするようにペダリングすると楽になったのに速度が変わらなかった。これはペダリング効率に関係するのかもなぁと感じた。
明日の実走で確かめてみます。


明日の課題

1 上体の脱力、クロッカスペダリング、サドルに座る位置をしっかりと意識する
2 ペダルをそーっと回すこと

この2項目をしっかり意識してみます。

見出しの画像はK山頂上からの景色です。もっと晴れてたら良い景色なんだけどなぁー。

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こんばんは、クロッカスです。

前記事で腸腰筋のリバースアクションについて少しだけ触れました。
ではリバースアクションとはなんなのかをザックリと説明します。

全ての筋肉には
起始と停止
というものがあります。

例 上腕二頭筋
起始 肩甲骨の外側
停止 前腕の前面上部

簡単に言うと上腕二頭筋は肩甲骨の外側から力こぶが出来る所を通り、前腕上部(肘から手首までの肘の近く)の手のひら側についています。
ということです。

つまり上腕二頭筋に力をいれるとこの筋肉が収縮することで停止(前腕の前面上部)が起始(肩甲骨の外側)に近づくことで肘を曲げ、力こぶを作ることができます。

これが通常の筋肉による関節の動かし方です。


では、リバースアクションはどうなのかというと通常の逆で起始が停止に近づくことを言います。
停止が起始に近づきます。

例 上腕二頭筋
起始 肩甲骨の外側
停止 前腕の前面上部

台車に乗り、縦に固定された棒を両手で持ち、棒を引っ張ります。
すると起始(肩甲骨外側)が停止(前腕の前面上部)に近づきます。

これをリバースアクションと言います。(微妙な例えだったかな…?)

分かりやすい例は懸垂です。広背筋がリバースアクションしてます。

広背筋は
起始 背中 
停止 上腕(肩から肘まで)

です。(ビックリするくらいザックリ笑)

つまりリバースアクションは停止方向が何かに固定されたときに働く動きのことを言います。

腸腰筋は腰椎、腸骨(骨盤)から骨盤の前方を通り大腿骨の上部についています。

通常の動きは
股をお腹側に引き上げる
ですが
リバースアクションだとお腹を腿に近づける効果になります。

というわけでリバースアクションの説明でした。
やっぱり腸腰筋って大事ですね!


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